中田朝生(なかたあさぎ)は、直近ではブダペストリストフェレンツコンクール(2019年)で第1位を受賞し、アダム・ジョルジ財団からニューヨークフランツリスト音楽祭(2021年)参加のため、全額奨学金を受領。また、第12回フランツ・リスト・ユトレヒト・コンクール(2020年)に参加する14名のファイナリストの1人として選出された。パンデミックの影響で惜しくも中止となったが、聴衆賞の4位にリストアップ。また、パデレフスキー記念国際ピアノコンクール(2021年)で第3位入賞。

 フランツ・リスト・ワイマール(2009年)、EPTAベルギー国際(2009年)、ベートーヴェン・ピアノ協会ヨーロッパジュニア(2010年)で第1位受賞、2015年ウィンザー国際ピアノコンクールで第2位など国際コンクールで受賞歴がある。その他、マーロウ国際協奏曲コンクール第1位(2007年)、ジェームズ・モットラム国際コンクール第3位(2008年)、エトリンゲン国際コンクール第4位(2010年)、WPTA国際ピアノコンクール第3位(2019年)、第1回アマデウス国際ピアノコンクール第3位(2019年)等、数々の実績を残している。

 朝生はウィグモアホール、カドガンホール、セントジェームズピカデリー、スタインウェイホールとロンドンの主要なホールに出演している。海外では、日本、ロシア、クロアチア、オランダ、イタリア、ベルギー、プラハ、ハンガリー、モロッコ、フランス、ドイツでアルフレッド・ブレンデルの前で演奏、ポーランドでは第64回ドゥシュニキ国際ショパンピアノフェスティバルにゲストとして招かれた。また、南ボヘミアフィルハーモニー室内管弦楽団、サウスバンクシンフォニア、フィンチリー室内管弦楽団と共演している。最近では、BBCラジオ3のショーン・ラファティが司会を務める「In Tune」シリーズのゲストミュージシャンとしてライブ演奏を行った。

 朝生はコンスタンス・バスタード・メモリアル・スカラーとして王立音楽院でクリストファー・エルトン、タチアナ・サルキソヴァに学び、2018年にDistinctionで卒業した。王立音楽院での功績が認められ、中田はグレタ・パーキンソン賞、ヴィヴィアン・ラングリッシュ賞、ピーター・レイサムギフト、ナンシー・ディキンソン賞を受賞し、特に優れた学生生活と例外的に高い最終リサイタル成績に対して「フランシス・シムズ賞」を授与された。これまで、個人的にベンジャミン・カプランに、また奨学金を得てロイヤル・カレッジのジュニア科でイアン・ジョーンズに師事している。現在もクリストファー・エルトン氏に師事し、グリゴリー・グルーズマン氏の弟子である。

 オレグ・プロコフィエフ・トラスト、ドレイク・カレジャ・トラスト、タレント・アンリミテッド、ミュンスター伯爵夫人ミュージカル・トラストのデレク・バトラー賞の支援を受けており、また、コンコルディア財団のアーティストでもある。

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